撮影協力:東京電機大学 工学部 機械工学科 高橋 直也 先生
ステレオPIVで 回流水槽に設置した翼型模型(NACA0012)の翼端渦を解析しています。PIVで速度ベクトル(u,v,w)を算出し、ポスト処理として発散・渦度・散逸・パワースペクトル密度を算出しました。
【実験条件】
翼迎角:5°
流速:350mm/sec(水槽|パーソナルタンク)
撮影範囲:200mm×200mm
撮影のフレームレート:200fps
ステレオPIVの5つの解析事例を紹介しています。光源には可視化用ルミネッセンス光源「Lumino-Yellow」を使用。流体を画像から定量化するステレオPIVの事例をご覧ください。
撮影協力:上智大学 理工学部 機能創造理工学科 渡邉 摩理子 先生
この動画では、火災旋風の複雑なメカニズムと、その未解明な側面に焦点を当てています。実験室で再現された火災旋風を通じて、PIV計測を用いてこの現象の深層に迫ります。旋回流の速度ベクトルを算出し、旋風が周囲の空気を取り込みながら回転する流れを定量化しています。
この実験は、火災現場での安全対策の強化や、火災抑制システムの開発に役立つデータを提供することを目的としています。また、PIV計測の流れについてもふれており、流体力学、火災科学、および危機管理における、学習材料としてご参考いただければ幸いです。
撮影協力:桐蔭横浜大学 医用工学部 臨床工学科 佐藤 敏夫 先生 山内 忍 先生
本動画では、PIV(Particle Image Velocimetry)を用いて、2種類のカテーテルで血流を再現した流体を解析します。模擬血管内に配置したカテーテル脱血時の血流のダイナミクスを可視化。トレーサーとして蛍光粒子を使用して、血流を定量化する様子をご覧ください。
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本動画では、PIV(Particle Image Velocimetry)を用いた風洞実験での事例を紹介します。PIVは流体の速度ベクトルを算出し、速度場を視覚化する強力なツールです。特に風洞実験において、気流の複雑な挙動を理解しやすくします。