流速計では観測空間に接触して1点で1成分計測になるのに対し、PIVでは非接触で2次元断面のエリア2成分(X, Y)の速度評価を時系列で行うことができます。CW(連続発振)レーザーシート光源とハイスピードカメラを組み合わせることで、従来のダブルパルスレーザーによる構成よりも扱いやすく、連続した計測が可能です。
2次元2成分PIV計測のイメージ
速度ベクトルを算出
流速計は観測領域に触れて1点の1成分のみを計測しますが、PIVでは非接触で画像から2次元断面の速度(2成分:X,Y)を時系列で評価できます。連続発振のレーザーシート光源とハイスピードカメラの組み合わせは、可視化された粒子画像を即撮影可能で同期撮影の手間がかかりません。
現在お使いのシステムの置き換えも可能です。様々な光源やカメラから、実験条件に合わせた最適なシステムを提案させていただきます。メンテナンスの必要はなく、年間の保守料も発生しません。さらに、導入後のサポートも専門スタッフが随時対応いたします。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説」
「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」などこれからPIVをご検討されている方へ、大まかな概要を掴めるPIVの入門ガイドです。まずはPIVとはどういったものか?ざっくりと把握できます。資料をダウンロードする
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識」
PIVの計測精度に関わる重要なトレーサー粒子についてお調べですか?この資料では、トレーサー粒子を選ぶ時に注意するポイントや特徴をわかりやすく解説しています。まずはトレーサー粒子の概要をつかむのに最適です。資料をダウンロードする
ハイスピードカメラ
ハイスピードカメラ-製品ラインナップ一覧
PIVソフトウェア
PIVソフトFlow Expert2D2C
トレーサー粒子
気流用トレーサー粒子
液相用トレーサー粒子
2次元2成分PIVに必要なもの
※上記は標準的な構成です。実験条件に合わせた最適な構成をご提案をいたします。
本動画では、PIV(Particle Image Velocimetry)を用いた風洞実験での事例を紹介します。PIVは流体の速度ベクトルを算出し、速度場を視覚化する強力なツールです。特に風洞実験において、気流の複雑な挙動を理解しやすくします。
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塗装ブースの気流を管理することは、塗装の品質と効率を高めるための鍵となります。しかし、その気流は目に見えないため、その動きを理解し、最適化するのは一筋縄ではいきません。カトウ光研の計測技術では、"見えない"気流を"見える化"し、塗装ブースの環境を最適化へと導きます。この動画では、PIV(粒子画像流速測定法)による実測技術を活用して、塗装工程における気流評価や最適化、異物問題、スプレー評価など、様々な課題に対して有効な計測ソリューションを紹介いたします。
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