溶接の可視化をカラーハイスピードカメラで撮影した事例集です。溶融池の様子を発光を除去してスーパースローで撮影しています。また、レーザーカッティングによる溶断の様子も可視化撮影しています。
【動画内で紹介している可視化事例】
・銅平角線溶接01:ブルーレーザー450nm 3kW+IRレーザー1080nm 3kW ※ハイブリッドレーザー溶接
・銅平角線溶接02:グリーンレーザー515nm 3kW
・SUSフィラー溶接:ダイオードレーザー975nm 3kW
・レーザーカッティング:IRレーザー1060nm 3kW(IRレーザーカット)
※レーザーは溶接機のレーザーになります。
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溶接可視化用カラーハイスピードカメラを使って1秒間に10,000枚で撮影。さまざまな条件の溶接をスーパースローで可視化しています。可視化された映像に画像解析を行うことで「温度解析」と「速度ベクトル」を算出。溶接現象を科学的に定量化します。溶接欠陥の原因究明、対策をご検討の方、ぜひご参考ください。
【動画内で紹介している可視化と計測内容】
・ガルバノスキャナを使用した溶接可視化
・ファイバーレーザー溶接(ステンレス鋼)
・温度解析
・アルミ突合せ(溶融部の安定性を評価)
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溶接ヒュームを可視化しました。可視化されたヒュームをハイスピードカメラを使ってスーパースロー映像で撮影をしました。ヒュームの可視化には「溶接中プロセス可視化システム ShieldView」を使って見える化しています。
【ヒュームの集塵効果を比較】
集塵ノズルの位置、アシストガスのノズル位置によって、ヒュームの集塵効果が変わります。集塵効果によって変わる溶接の仕上がりを比較画像で紹介いたします。
➡溶接中のシールドガス・スパッタ・ヒュームを見える化するシステム「溶接プロセス可視化システムShield View」カタログをダウンロードする
溶接中の様子を特殊な方法で可視化しています。ハイスピードカメラを使ったスーパースロー映像です。プラズマやヒュームを消して金属が溶けていく様子を鮮明にとらえています。銅端子のヘアピン溶接を撮影。溶融部分と凝固部分の境目、プルーム(火炎)の状態を可視化しています。その他、可視化の事例として ”レーザー突合わせ溶接” ”大電流スポット溶接” の様子も撮影しています。
TIG溶接中のシールドガスを「溶接中プロセス可視化システムShield View」で可視化した映像です。実際のガス流量をそのまま可視化できるので、シールド性をダイレクトに確認できます。
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TIG溶接中のシールドガスを可視化しました。アルゴンガスの挙動をハイスピードカメラを使って撮影したスーパースロー映像です。
➡溶接中のシールドガス・スパッタ・ヒュームを見える化するシステム「溶接プロセス可視化システムShield View」カタログをダウンロードする