撮影協力:芝浦工業大学 工学部 機械工学科 エネルギー変換工学研究室 角田 和巳 先生
PIVとシュリーレン法を使ってプラズマアクチュエータの気流を可視化しました。プラズマアクチュエータはプラズマの生成によって空気の流れが生まれます。この流れを「PIV」と「シュリーレン法」で可視化して解析をしています。
【PIVとシュリーレン法で可視化】
流体制御デバイスであるプラズマアクチュエータでは発生した空気の流れを評価することが重要です。そのため、空気の流れを可視化、そして解析ができる「PIV」と「シュリーレン法」はプラズマアクチュエータの研究に最適です。
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