使用機材
車載カメラや監視カメラで用いられるカルコゲナイドガラス内部の脈理を見える化。ガラス脈理検査装置 FGシリーズでは、目視で内部の脈理を検査できます。
カルコゲナイドガラス品質検査のニーズが高まっている中、今までは内部の不均一性を可視化することは困難でした。ガラス脈理検査装置 FGシリーズは、高い視認性と独自の画像処理技術を使って、脈理や研磨ムラなど微細な欠陥を見える化します。
ガラス脈理検査(ガラスの品質不良について)【目的・用途別の可視化技術】
ガラスは、その透明性や硬さ、化学的安定性などの特性から、日常生活から産業分野まで欠かせない物質です。しかし、ガラス製品の製造過程や取り扱いにおいて、さまざまな品質不良が発生することがあります。これらの品質不良は、ガラスの性能や外観、そして安全性に影響を及ぼす可能性があります。本ページでは脈理を始め、ガラスの代表的な品質不良について...「ガラス脈理検査(ガラスの品質不良について)続きを読む
次世代のエネルギーとして注目される「水素」をシュリーレン法の技術を使って見える化しました。ノズルから放出される水素の”密度差”を シュリーレン法で画像としてとらえます。撮影にハイスピードカメラを使用した 「水素のスーパースロー映像」です。
この動画では、目に目えない水素が見える化された様子がわかります。脱CO2社会を目指す上で注目されている水素の基礎研究として、見える化(可視化)技術をご参考ください。
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シュリーレン法は、光の屈折現象を利用して密度変化を可視化する技術です。このシュリーレン法を用いることで、超音波の伝播状態を観測することができます。さらに専用の画像処理...「水素とは|次世代エネルギーの可視化」詳細ページ
撮影協力:JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学系 坂本 勇樹 先生
キャビテーション気泡が崩壊する時に発生する圧力波を可視化しました。可視化には「シュリーレン法」を用いて圧力波(衝撃波)が伝播する様子を鮮明にとらえています。
【シュリーレン法で圧力波の可視化】
シュリーレン法は目に見えない無色透明の流れを可視化できます。平行な光を照射して密度勾配から流れを敏感に見ることができます。
【秒速約1650mで伝播していく圧力波をハイスピード撮影】
撮影は「毎秒30万コマ」でハイスピード撮影をしています。高速で動いていく圧力波の様子をスーパースロー映像でとらえています。
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キャビテーションとは【技術コラム】
キャビテーションとは、液体中に圧力変動が生じ、局所的に液体の蒸気圧が下がることで気泡が発生し、その後崩壊する現象です。この気泡の生成と崩壊に伴い、非常に高い圧力や温度が発生し、周囲の物質に強い衝撃を与えることが特徴です。...「キャビテーションとは」詳細ページ