520nm緑色レーザーで流れの断面を鮮明に捉える
PIV Laser GII seriesは、流れの断面を高精細に可視化し、PIV計測の精度向上に貢献します。高輝度で均一なシート光により、微細な流れ構造まで明瞭に捉えます。520nmの緑色半導体レーザーを採用し、ちらつきの少ない安定した照射を実現。長時間の計測でも安定した計測が行えます。
PIV計測では、流れの断面をいかに鮮明に可視化できるかが重要です。
しかし、光源の安定性や均一性が不足していると、粒子の視認性が低下し、計測精度に影響を与えることがあります。
・シート光のムラにより流れが正しく捉えられない
・長時間の計測で光が不安定になる
・光量不足で粒子が見えにくい
このような課題により、正確な解析が難しくなるケースがあります。
PIVの基本から知りたい方へ
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「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」など、まずはPIVがどういったものか把握できます。
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気流を可視化

液体の攪拌

蛍光粒子を使用
ムラの少ないシート光により、粒子をはっきりと捉えることができます。光の分布が均一なため、視認性が安定し、流れの細かな変化まで見落とさずに確認できます。また、光量のばらつきが少ないため、長時間の計測でも条件が変わりにくく、再現性のあるデータ取得が可能になります。
高い動作安定性
半導体レーザーのシンプルな設計により、固体レーザーに比べて高い安定性を実現
長い寿命・メンテナンスフリー
LED照明に匹敵する製品寿命、メンテナンス不要
チラつきの無いレーザー光
固体レーザーにみられるチラつきが無く、高速度撮影でも精密な測定
コンパクトな筐体
コンパクトな筐体で可搬性が高く、様々な実験環境に対応
JIS規格に沿った安全機構
JIS規格に沿った各種安全機構を標準装備

|
モデル |
レーザーヘッド出力 |
レーザーヘッド寸法 |
レーザーヘッド重量 | 最大消費電力 |
|---|---|---|---|---|
|
G1000Ⅱ |
1W |
94(W)×91(H)×241(D)mm |
2.4kg | 約50W |
|
G2000Ⅱ |
2W |
|||
|
G5000Ⅱ |
5W |
140(W)×150(H)×203(D)mm |
4.6kg | 約100W |
| G10000Ⅱ | 10W | 149(W)×184(H)×243(D)mm | 6.2kg | 約180W |
| レーザー発振器 | 半導体レーザー |
|---|---|
| 光形状 | シート状 |
| 波長 | 520nm |
| 発振形態 | 連続発振(CW) |
| 出力安定性 | 5%以下 @4hours |
| 動作温度 | 10℃ ~ 35℃ |
| 入力電源 | 100 - 240VAC 50Hz/60Hz |
| 最大消費電力 | 約50W ~ 約180W |
| 安全装置 | 緊急停止スイッチ、異常警報ランプ、インターロック、 キースイッチ、メカニカルシャッター(レーザーヘッドに装備) |
| 入力電圧 | AC100V~240V |
電源ドライバーは、安全性と操作性を考慮した最新の設計が施されています。
液晶ディスプレイのインジケーターから適切な出力調整が可能です。
キーロックや非常停止ボタン、外部インターロックなど各種安全機構も標準装備しています。
独自の安全基準を持つお客様は…
遠隔操作やレーザークラス切り替えなど、環境に応じたカスタムオプションも提供しています。
計測空間を無人化し、遠隔操作による運用も可能です。

Angle Unit
レーザーシートの照射角度を可変できる
装着して先端部分を押し出せば、シートの照射角度を狭くできます。可視化範囲は狭くなりますが、光を集光させることで、より明るく強力な光(2倍の強度も可能)になります。局所的な可視化・計測にレーザー出力をムダなく使うことができるオプションです。

レーザーライトシート
回転デバイスSR-01
シート光の発振方向を回転して使える
レーザーヘッドの向きは変えずに、発振するシート光だけを回転できます。装着によるレーザー出力の減衰もありません。
※「Angle Unit」と組み合わせて使用はできません。


レーザー用保護メガネ
520nmの波長に対応した保護メガネ。光学部分を最小限におさめることで長時間装着しても疲れない構造です。レーザー光から高い安全性を確保できます。

三脚(固定用治具)
PIV Laser GⅡシリーズは一般的なカメラ用三脚に載せて使用できます。三脚以外にも実験環境に合わせた治具もご提案できます。
製品や計測について問い合わせしたい方へ
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ご自身の研究対象や実験条件に合わせて、最適な計測方法・製品構成をご提案します。
まずは情報収集の段階でも、お気軽にお問い合わせください。
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※デモや測定可否のご相談も可能です
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PIVシステムの構成や必要機材の資料をまとめて確認いただけます。
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「PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識」
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