ハイスピードカメラPhantom KT series

PhantomKT_ハイスピードカメラ本体_V01

ハイスピードカメラPhantom KT series

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小型筐体で、超高速現象を高感度に捉える。
Phantom KT seriesは、小型・軽量な筐体に裏面照射型(BSI)センサーを搭載したハイスピードカメラです。高い感度とナノ秒単位の短露光、高フレームレート撮影に対応し、溶接、破壊、飛散、PIVなど、高速現象の撮影・計測に活用できます。撮影速度と解像度に応じて複数のモデルから選択できます。

低照度・短露光での高速撮影を支えるBSIセンサー

光を効率よく取り込む裏面照射型センサー

phantomKT_ハイスピードカメラ_裏面照射説明_V02

従来のCMOSセンサー

PhantomKT_ハイスピードカメラ_裏面照射説明_V01

裏面照射型イメージセンサー

Phantom KT seriesは、裏面照射型(BSI:Back Side Illumination)CMOSセンサーを採用しています。配線層を受光部の背面側に配置することで、入射光をフォトダイオードへ効率よく届け、高速撮影時の短い露光時間や光量の限られた条件でも対象を捉えやすくします。

裏面照射型センサーとは…

裏面照射型センサーは、BSI(Back Side Illumination)とも呼ばれ、フォトダイオードへの入射光を妨げる従来の電気回路部分をセンサーの背面に配置しています。回路をセンサーの背面に移動することで、多くの光が各ピクセルに到達できるようになり、小ピクセルピッチながら高感度と高いQE(Quantum Efficiency:量子効率)を実現しています。

最高フレームレート時の縦方向の画素数を確保するビニングモード

ハイスピードカメラ_ビニングモード説明_V01

Phantom KT seriesは、4画素を1画素として扱う2×2のハードウェアビニングに対応しています。ビニングによって低解像度時のセンサースループットを高め、超高フレームレート撮影時でも、スタンダードモードより縦方向の画素数を多く確保できます。

例:KT1640/約421,000fps
Standard:1,024 × 32 px
Binned:512 × 64 px

Phantom KT seriesが向いている撮影条件

Phantom KT seriesは、高い撮影速度や短い露光時間が必要で、カメラの設置スペースや可搬性も重視したい撮影に適しています。

  • 数万fps以上の高速撮影が必要
  • 短い露光時間でモーションブラーを抑えたい
  • 低照度や光量を確保しにくい条件で撮影したい
  • 溶接、破壊、飛散、衝撃などの高速現象を捉えたい
  • PIVやDICなどの画像計測に使用したい
  • 限られたスペースに高速度カメラを設置したい

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Phantom KT seriesによる撮影・計測事例

レーザー溶接中の現象を15,000 fpsで可視化

撮影協力|大阪大学 接合科学研究所 佐藤 雄二 先生/竹中 啓輔 先生

IRレーザー溶接中に発生するプルーム、ヒューム、スパッタ、アシストガスなどの挙動を、Shield ViewとPhantom KT seriesで可視化した事例です。15,000 fpsで高速撮影し、レーザー出力やアシストガス条件による現象の違いを比較しています。

使用機材:溶接プロセス可視化システム Shield View/ハイスピードカメラ Phantom KT series

製品仕様

PhantomKT_仕様・スペック02
PhantomKT_仕様

画素数と撮影速度

PhantomKT_画素数×撮影速度02
PhantomKT_画素数×撮影速度

※()内の数字はメモリ64GBモデルの各撮影速度時の記録時間(秒)です。
※メモリ32GBモデルの場合は、記録時間が半分になり、メモリ128GBモデルの場合は記録時間が倍になります。
※KT810の()数字はメモリ32GBモデルの各撮影時間の記録時間(秒)です。
※メモリ16GBモデルの場合は半分になり、メモリ64GBの場合は記録時間が倍になります。

上記解像度以外にも、スタンダードモード:256×32px、ビニングモード:128×64px毎に最低撮影速度は100コマ/秒から、上記最大撮影速度まで任意に撮影速度の設定が可能です。

EMVAの各用語解説

PhantomKT_用語解説

大容量の撮影データを効率よく記録・転送

高フレームレート撮影で発生する大容量データに対応するため、最大128GBのオンボードメモリと10Gb Ethernetを利用できます。CFexpress Type Bにも対応し、撮影後のデータ保存・転送を効率化できます。

撮影・再生・簡易計測に対応する「PCC」

Phantom Camera Control(PCC)は、Phantomカメラの撮影条件設定、録画、再生、保存などを行うコントロールソフトウェアです。日本語表示に対応し、複数台のカメラ映像の表示・再生にも対応します。

日本語対応コントロールソフトウェア。
マルチウインドウ対応で、複数台のカメラを使用した場合の画面複数表示、同時再生可能。

◇標準機能
撮影条件の設定、録画、保存、読込、再生、動画の範囲指定、各種画像処理

◇計測機能
特徴点の自動追尾距離、速度、加速度、角度、角速度の計測、バーストモード

◇各種ファイル変換
AVI、H264/MPEG、BMP、JPEG、TIFF 等

製品についてのお問い合わせ
Phantom KT seriesについてのご質問がございましたら、お問い合わせください。撮影対象や必要な撮影速度、解像度、露光時間、照明条件などを確認し、用途に合わせたモデル選定や撮影構成についてご提案します。製品デモについてもご相談いただけます。
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