ヘリコプターがホバリングした状態を想定したローター周りの気流をPIVで解析しています。地面効果内でホバリングするローター周りを可視化した事例です。
【PIVソフトFlow ExpertⅡ2D2Cによる算出項目】
・瞬時速度ベクトル
・流脈線
・発散
・渦度
・散逸
・レイノルズ応力
・乱流エネルギー
・FFT後処理:パワースペクトル密度
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撮影協力:東京理科大学 工学部機械工学科 石川研究室
サイドミラー周りの気流を風洞実験を行い、PIVで解析した様子を動画で紹介しています。燃費向上や騒音低減にも繋がる、サイドミラーの形状と気流の関係を解明します。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説」
「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」などこれからPIVをご検討されている方へ、大まかな概要を掴めるPIVの入門ガイドです。まずはPIVとはどういったものか?ざっくりと把握できます。資料をダウンロードする
カルマン渦をステレオPIVで解析。円柱後方で発生したカルマン渦をステレオPIV(2次元3成分)で解析して、速度ベクトルを算出しました。レーザーシート光源で可視化されたカルマン渦を2台のハイスピードカメラで撮影して解析した結果をご紹介します。
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流れの可視化は、流体の動きや特性を視覚的に捉えるための技術や手法を総称したものです。流体の動きを直接目で確認することは難しいため、この技術は流体の挙動を理解し、それを基に...「流れの可視化とは」続きを読む
撮影協力:東京電機大学 工学部 機械工学科 高橋 直也 先生
ステレオPIVで 回流水槽に設置した翼型模型(NACA0012)の翼端渦を解析しています。PIVで速度ベクトル(u,v,w)を算出し、ポスト処理として発散・渦度・散逸・パワースペクトル密度を算出しました。
【実験条件】
翼迎角:5°
流速:350mm/sec(水槽|パーソナルタンク)
撮影範囲:200mm×200mm
撮影のフレームレート:200fps
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識」
PIVの計測精度に関わる重要なトレーサー粒子についてお調べですか?この資料では、トレーサー粒子を選ぶ時に注意するポイントや特徴をわかりやすく解説しています。まずはトレーサー粒子の概要をつかむのに最適です。資料をダウンロードする
ステレオPIVの5つの解析事例を紹介しています。光源には可視化用ルミネッセンス光源「Lumino-Yellow」を使用。流体を画像から定量化するステレオPIVの事例をご覧ください。
➡動画内で使用した「PIV用光源」のカタログをダウンロードする
【収録内容】
・カーエアコンの気流
・液体の攪拌
・熱源からの上昇気流
・ワイプ動作の塵埃
・スプレーの噴霧